Music Spiral

Music Spiral

オーディオで楽しく

FiiOの旧フラッグシップモデルX7をレビュー

はじめに

  FiiOより2015年に発売されたFiiO X7 ですが、訳あって格安で入手することができたのでレビューします。

 

f:id:mashishiii:20180115110024j:plain

X7


 

 

  値段的なハードルさえなければDP-S1ではなくX7を買っていたのである意味縁のあった(?)出会いだったのかもしれません。

 

軽くおさらい

  X7はDACチップにESS ES9018Sを搭載しています。このチップはDP-S1やDP-X1などに搭載されているものとは違く。DP-S1に搭載されているES9018C2M(K2M)では1チップで2chのみ駆動となります。しかし、X7に搭載されているES9018Sは1チップで8ch分の駆動ができます。そこでFiioは、4chづつ振り分けることで、K2Mなどに比べより高いS/N比、ダイナミックレンジを実現しています。その分バッテリの消費は大きいですが、採用する価値はあったのでしょう。

  

  X7の大きな特徴といえば交換式のアンプモジュールです。

f:id:mashishiii:20180115111529j:plain

アンプモジュール


 

 現在はAM0,AM1,AM2,AM2A,AM3,AM3A,AM5

と7種類ものモジュールが販売されています。

  それぞれオペアンプが違っていたり、出力にも差があるので使う機器によって使い分けられるガジェット的な楽しみがあります。

 

X7 + AM1

  とりあえず今回のレビューではAM1モジュールでの評価をしていきます。

 

f:id:mashishiii:20180115105948j:plain


   

 

  まず一聴してわかるのが音に芯があることです。これはDP-S1との大きな違いで、S1はすべての音が細かいことに対し、AM1は中域の押し出しが強いと感じました。モニターよりという音ではなく、リスニングよりの音作りで、聞いていて楽しい音です。特にXBA-A3と合わせるとノリノリになれますね。

 

  音場はセンター、頭の正面に向かって三角形、のようなイメージの音場です。

 

  個人的にはDP-S1よりも遥かに好みの音だったので、いまではメインDAPに昇格しようかと考えているところです。(メインDAPに昇格しました)

 

まとめ

  訳あって格安で変えたFiio X7、とても満足です。

  そうそう、ワケアリの理由ですが液晶の周りに白い枠ができているということです。本来の音楽プレイヤーとしての役目としては全く問題がないため、入手に至りました。

f:id:mashishiii:20180115105912j:plain

 

f:id:mashishiii:20180115105339j:plain



 

  じつはこの記事の執筆時点でアンプモジュールのAM3AとAM5を入手しているので次回はこれらの記事になると思います。ちなみに現時点での個人的なお気に入りはAM5です。

 

 

1/15写真を追加

 

 

  

 

SONYのハイブリッド型イヤホンXBA-A3を今更ながらレビュー

いまさらすぎる?

  2015年にSONYから発売されたハイブリッド型イヤホン,XBA-A3を紹介します。

 

  すでに発売されてから2年も経っているため、レビューはたくさんあります。さらに、生産も完了しているため、新品で買うことはできないでしょう。ですが、中古であれば2万円前後で買えるため、ある意味今が狙い目です。

 

デザイン

 f:id:mashishiii:20170930002358j:plain

 

  私はこのデザインはすごく好きです。SONYらしいデザインだと感じます。

特に16mmドライバの主張感がとても良いですね。ただ、装着しているときの不格好感は否めませんね。

 

音の傾向

高音   ☆☆☆☆

  高音はSONYが独自開発したHDスーパーツイーター(BA)で鳴らしているため、解像感が高く、明瞭度も高い高音が特徴的です。

 

中音   ☆☆☆

  このイヤホン、一聴してみるだけでは中音域をあまり感じられませんが、よくよく聞いてみるとしっかり出ています。ボーカルの相性としては男性も女性も相性は良いと感じます。ただ、あまりボーカルにエロさを感じられないことが残念なポイントですね。

 

低音   ☆☆☆☆☆

  一番のポイントです。16mmDDドライバの深く沈み込む低音が気持ち良いです。かといってその低音が中音や高音まで影響しているということはなく、まるでスピーカーで聞いているような、頭の中で広がる低音です。正直この低音は他のイヤホンでは表現ができないと感じています。

 

  最近ではハイブリット型のイヤホンも増えてきましたが、いまのところこの低音よりも好みのイヤホンが見つかっていません。

 

  後継機であるXBA-N3、XBA-N1も視聴しましたが、頭の中で広がるような低音は得られなかったため、買い替えには至りませんでした。唯一、XBA-Z5だけが、このA3の表現を上回っていると感じます。

 

 

総合

  元気なイヤホンです。全体的に明瞭度が高く、スッキリするような音作りがされています。いかにもハイブリッド型!というようなイヤホンです。SONYとしては攻めた音作りで、SONYらしさ満開の音になっています。

 

  今では中古での取引となっていますが、2万円前後で販売されているのでお買い得です。

 

  このイヤホンの発売自体が2年前なのでそろそろ新型が出ても良いと感じているのですが、なかなかでませんね。一応後継機であるXBA-N3ですが、良くも悪くも優等生タイプな音作りになっているので、XBA-A3やその前機種であるXBA-H3の本当の後継機という意味ではそろそろ出てほしいですね。

 

中古で買う方へのアドバイス

中古で買うときに気をつけるべきポイント

MMCX端子のゆるさ

  このイヤホンのMMCX端子は少し特殊なため、左右の緩みが均等なことを確認しましょう。また、好きなケーブルが刺さるかどうか確認することもおすすめです。

 

ハウジングの隙間

  特に重要なポイントです。16mmDDドライバとBAドライバとの間に隙間がないか確認しましょう。隙間があった場合、そこから音漏れします。特に左右で差があった場合に顕著で、左右の音量バランスが崩れ、ピシッとセンターに音像が決まらなくなってしまいます。中古で買うときには一番気をつけましょう。

 

まとめ

  XBA-A3は個人的におすすめできるイヤホンなので、機会のある人は手に入れてみましょう。