Music Spiral

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オーディオで楽しく

所感:2/10 Airpods と USB-DAC

 Airpods を買った。2016年発売の所謂第1世代。ここまでオーディオ沼にハマっておきながら何故と思うが、最たる理由は値段である。驚愕の1,980円(税込)。付属品完備。しかしこの安さにはもちろんワケがある。TWS最大の問題とも言えるバッテリーの劣化である。まあこの安さだし30分も使えれば上々だろうと思い買った。
 結果から言えば1時間は使えた。驚きである。さすがGAFAMの中枢Apple様である。発売から6年経ち、バッテリーを内蔵したTWSが一応しっかり使えるのはびっくりである。
 ようやくビッグウェーブに乗ったワケだが、これはたしかに便利である。Bluetoothを用いるガジェットの儀式とも言えようペアリングがとても簡単だった。
 風の噂程度には聞いていたが、本当にiPhoneAirpodsを近づけるだけでガイダンスが立ち上がりあれよあれよとペアリング完了してしまった。
 他にもApple WatchiPadMacとすぐ切り替えられるのもよい。いちいち接続を切って、ペアリングして、接続する…みたいな面倒な儀式が一切ない。同一AppleIDならいつのまにか繋がるようになっているのだ。
 こうなると後は音質だが、やはりそれなりである。典型的なドンシャリサウンドで、聞いていて楽しいタイプの音質である。もっともEarPodsがベースなので、過度に期待してはいけない。ぶっちゃけこの音質でも満足できる(オイ
 とか、この音質で満足できるとか言っておきながら、T8iEやUE18+ PROを聴くと音が良すぎて気持ち良すぎて昇天するのだ。こうして音質の違いを覚えた人間はまた沼にハマっていく。
 
 それはそうと、Hiby R6がバッテリー劣化で実質使えなくなったのもあり、最近のDAPiPhoneに純正の3.5mm変換ケーブルという初期装備になってしまっている。これはこれでフッ軽でいいのだが、やはり音で感動できない。「ああ、いまいい音聴いてる……(恍惚)」にならない。
 かといって私のニーズに合うDAPがあるかといえばそうでないので、いわゆるドングル型USB-DACを検討している。
 ただ、ドングル型DACの欠点は接続が固定されていないゆえの接続不良である。お散歩中にプチ…プチ…なんて音が途切れようものならどれだけいい音を聞いていようと興醒めである。その点をいかにクリアできるか。乞うご期待である。