Music Spiral

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オーディオで楽しく

UE18+ Pro To-GoをLuminox Night fot Night (T2)でリケーブル

 UE18純正のSuperBaxが断線したので、リケーブルを検討した。

 

 はじめに、IPXコネクタのケーブルを探す時のコツは、「IPX」と「T2」のそれぞれで検索をかけること。

 表記揺れがあるのがなんともオーディオ業界らしいが、仕方ない。直近で検索した限りでは「T2」の方が検索結果が多かった。

 また、eイヤホンとフジヤエービックでだいぶ検索結果が異なるので、両方試すとよい。

 

 IPXコネクタを採用したケーブルは非常に数が少なく、その上お値段も高い。

 そのため、中古でお目にかかる機会は非常に少ないのだが、たまたま3本の中古ケーブルを試す機会があったのでメモを取った。

 ちなみに、最終的にLuminox Night for Night (T2)を買った。

 

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以下試聴時のメモである。

・UE18をリケーブル
 Luminox Shadow
  全体的にナロー
  ボーカルがもこもこしてる
  金物目立つ、ちょいキツい
  サブウーファーのないスピーカー
 Luminox Day for Night
  金物に響を加えた感じ
  全体的に明るめ
  無難
 Luminox Night for Night
  表現が丁寧
  金物が気持ちいい
  純正で感じたキツさがない
  ボーカルも気持ちいとこにスッと入る
  シンプルにいい音
  サブウーファーついてる
  やっぱ高えケーブルは違うなあ!

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 いずれのケーブルのハイクオリティで、どれを買っても不満はないはず。ただ、それぞれキャラクターが違い、

Shadowは純正をグレードアップした音、

Day for Nightは明るくハイ寄りの音、

Night for Nightは純正のバランスのまま凄まじい表現力を持つ。


 どれも取り回しは良く、硬さや癖がないので扱いやすい。唯一メモリーワイヤが付いているのが気になるか。


 所有欲としてはNight for Night、Day for Nightが肩を並べるか。どちらも単線あたりの太さがなかなかで、良いケーブルを使っているという実感が湧く。

 一方Shadowは細めの線材で、あえて言えばKZの付属ケーブルみたいな質感である。細めのケーブルが好みなら十分候補に上がるだろう。
 

 やはりリケーブルは見た目も大事なので、自分の好みに合うものを選びたい。


 もっとも、オーディオは見た目だけで音の印象が変わる。それは今までの経験から、「この見た目ならこういう音がしそう」というイメージが湧いてしまうからだろう。